2012年07月14日

祇園床

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下京区松原中之町では14日に民家の内にある牛頭天王の社を開帳し松飾式を行う。神前には山桃と瓜が供えられ、社の両脇に雄松雌松を立てて根元を荒布で覆い活きた車海老を三匹づつ串で刺し付ける(『京都古習志』には"車海老の焼いたものを七個"とある)。午後からは長刀鉾の稚児と関係者が社参に訪れて町の神主による祝詞の奏上が行われ、氷を入れた薄茶を出して饗する。これは昭和三十一年まで松原通を長刀鉾が巡行していた際に稚児をもてなした名残であるという。

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2012年07月07日

祗園さん

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相楽郡和束町中字菅谷には大杉さんと呼ばれる北山杉の大木がある。聖武天皇の御代には既に祀られていたと云われ、樹齢は千三百年を超える。根元には八坂神社の祠があり、7日と14日に祗園さんとて祭礼を行う。7日には神前に多くの菓子が供えられ、子供たちは行列を成して祭礼が済むのを待ち構える。かつてはこの日に赤黄青のうるち米を載せ蒸した花餅を家々で作る風習があり、それが廃れた後も地元の店がこの日限りの名物として売っていたという(花餅、今はなし)。
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2012年07月01日

片白草の頃に

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左京区花背八桝町では半夏生の前の晩に虫送りを行う。竹筒に三種の虫(ハムシ・ネムシ・サシムシ)を封じ込めたものを青竹に吊し、禰宜さんの祈祷を受けて松明の先導とする。春日神社を出発し、一町ほど下がった川岸まで歩き、伊勢音頭の祝唄を歌って青竹と松明を川に投げ入れる。昔は田んぼの周りを廻っていたが戦後の減反政策で田んぼが少なくなり、翌日に行っていた半夏生参りも今は一緒にやるという。

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